米グーグルがテレビCMの販売仲介サービス「グーグルTVAds」を5月からはじめたそうです。
ネットから想定するターゲットなどを入力すると、マッチしたCM枠が出てくるとか。とりあえずは、米国でも1つの放送局で試験的に開始している。パソコンだけではなくTV放送の異なるハードとの連携も必要で、ネット広告に比べると技術的には難しいそうだが、日本国内でも技術的には可能なサービスだとか。
こうなると、益々昔ながらの「スペースブローカー」的な広告代理店は無用となるだろう。そもそもクライアントが直接TV局と取引できればこれほどクライアント企業にとってもスムーズなものはないだろう。一方で、TV離れが叫ばれる中で、大手広告会社に買いきってもらえるなら、それはそれでTV局の営業は楽なのかな。
まあ、TV離れの原因を作った張本人?であるネット会社がこのようなサービスを試験的にも開始したことはちょっと驚きだ。
グーグル始めヤフーなど他のインターネットサービス会社のビジネススキームは、受益者(利用者)ではない第三者の経済的負担によって成り立っており、そういう点では、現在のTV放送のビジネススキームと同じだ。まったく無料のサービスなどありえない以上、ネットビジネスも突き詰めると既存メディアのビジネスモデルの延長線にあるにすぎない。
現在、多くのTV(地上波)視聴者は、無料でTVを楽しんでいる一方で、CMを無視またはスキップしている。経済的に負担してくれている(言いすぎ?)企業をジャマにしている。
これが進むと極論だが、CMを打つ(経済的負担をする)企業がゼロになる。となれば地上派TV放送は有料化するか無くなる。一般生活者が無料でいつでもテレビを楽しめなくなるのだ。念のために言うと、これは既得権益でビジネスしている広告屋というスタンスからの話ではない。
長くなったので終わりたいが、ネットビジネスの新らしいビジネススキームをグーグルも模索しているのだろう。
2008年05月15日
米グーグルがテレビCM代理店に?
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